『みちのく麺食い記者③〜津軽編〜』の取材途中、とある港町の民宿に投宿。夕食時、大広間の壁に写真パネルを発見。ゲッ、大巨匠が写っているではないか。
写真に見入っていると、取材ツアーに動向していた愚息がひと言。「白髪頭の米沢さんがいるよ。メイクかな?」。
おいおい、たしかにおかっぱ頭だけど、相棒の米沢さん(六角さん)じゃないよ〜〜。
ン年前、同民宿に立ち寄られた司馬大巨匠の写真なのだ。司馬先生の対面には、安野画伯。「街道をゆく」の取材で、大巨匠が津軽入りされた際の写真。
「司馬先生は良い方だったよ〜」とは宿の大女将。零細モノカキは自身の生業を最後まで明かせなかったのは言うまでもない。

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