キャラの名前
過日、読者の方からこんなご質問をいただいた。「キャラクターの名前はどうやって決めているの?」。
結論から申し上げますと……ものすごくいい加減。
デビュー作『デフォルト(債務不履行)』(角川文庫)、最新作『ディスクロージャー』(徳間書店・問題小説6月号)の場合。
主キャラの宮島裕クンは、親友二人の苗字とファーストネームの合成である。準キャラの府中純も、某ネタ元の名前を足して二で割っただけ。
また、悪役キャラの大半は、古巣の人間(主に苦手・嫌いだった人)が多い。七月発売の『みちのく麺食い記者②〜庄内編〜』(双葉社)では、殺される人の名前はン代前の社長の名前をちょっともじっただけだったりする。
聞けば、キャラの姓名判断までされる作家さんがいらっしゃるらしいが、私はとにかくいい加減。ペンネームも母方の亡き祖父の実名(なにも考えていない)。
すんません、こんなオチで。
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