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2009年5月24日 (日)

フリーになるということ

最近、古巣の会社(J通信)を中心に、フリー記者、ライター、作家になりたいのだが、という声を頻繁に聞く。私の第一声は「よしとけ」。おバカなキャップやおバカな上司連に愛想が尽きたというだけなら会社に残るべし(まだ大丈夫だろうし=まだ、の根拠は特にナシ)。


いきなりフリーになっても食えんよ。しかも未曾有の出版不況だ(身をもって感じる)。


それでもなりたい、という人にはこう尋ねている。「今現在、社外でどんな原稿を書いてる? どんな人たちと仕事してる?」。会社の名刺を使わず、どれだけ取材できるか。はたまた、どんな人脈があるかがフリーになった時に活きるからだ。


現役記者時代は、私はメジャー週刊誌全てとおつき合いがあり、連載のコラム(もちろんペンネームやらゴースト)を三年ほど月刊誌やら週刊誌に載せていただいていた。


同時に漫画誌編集部にもちょくちょく顔を出し、漫画作品の監修やら原作のネタ出し、はたまた実際に漫画原作も手がけていた。この間、大巨匠の専属ネタ出しスタッフになったり、国民的漫画のシナリオ原案を単行本一冊分手がけさせていただいた。


取材経費を稼ぐため(古巣は一切出なかった=すべて持ち出し=さすがに交通費は出たけど)に始めた各種アル原を通じ、のべ5年ほどで人脈を作り、そして運良く(ほんとうに運だけ)小説の大賞をいただき、作家デビューさせてもらった。


それでも、会社を辞めた翌年は収入が半減。昨年は三分の一になった。三年目の今年、ようやくなんとか生活できる水準まで収入が回復した(これが続く保証は一切ない)。


一応、現在は連載を四本(コラム三本、漫画原作一本)、小説のバックオーダーが年内に四本あるが、それでもリーサラ時代の収入には届かない(本が爆発的に売れれば別だけど=ありえねー)。


今のところ、ここまで私の話を聞いてフリーになろうと決心した人間はいない。が、それでも絶対にフリーになるという意気込みのある諸兄は、以下のブログを参考にされたし。


人気漫画家、佐藤秀峰氏、一色登希彦氏のブログだ。両氏は漫画界の現状を綴っているが、出版不況のおり、ノンフィクション、小説にも当てはまるネタが満載だ。今まで大手版元の収益を叩き出していた漫画でさえ、厳しいのだ。取材経費がかさむのに、発行部数が少ないノンフィクション、小説などは推して知るべしなのだ。


http://satoshuho.com/index.html#home
http://toki55.blog10.fc2.com/


それでもフリーになる、という人がいたら小生にご連絡を。一緒に飲みましょう。もっとエグいことを教えてあげまする。

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