フォト
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« おめでとさん | トップページ | 久々に洗車 »

2010年7月20日 (火)

10年前の抜かれ

10年前、2000年のこと。記者生活最大の抜かれを経験した。


他社に抜かれるのは堪える。自社だけネタを落とす特オチも堪える。だが、発表されてしまうのはもっと堪えるのだ。


10年前、新札発行の情報を得た。経済記者にとって、新札発行の詳細を報じるのは重大テーマ。関係者の間に潜行し、このネタが確かだという感触を得た。


関係部局のうち、一番このネタに精通している人物と接触。なんども酒食を共にし、新札の有効性、ハイテク技術が満載されていることを知った。


10年前の7月。この関係者と居酒屋に行く約束をした。当日夕刻、いきなりドタキャンされた。ご家族が急病だとのこと。


アイバはしかたなく帰宅。入浴し、テレビを点けると故・小渕首相が臨時会見をやるという。もしやと慌てていると、2000円札の発表だった。


小渕さんが新札を披露したところで、携帯電話が鳴った。ずっと張り付いていたネタ元だった。「ごめん、極秘だったんだ。官邸から厳重な箝口令が出ていて、どこにも抜かれるわけにはいかなかった」。
もちろん、当時のデスクにはこっぴどく怒られた。


最近、めっきり触れる機会が減ってしまった2000円札。守礼門のプリントを見るたび、ちょっと切なくなるアイバなのだ。

« おめでとさん | トップページ | 久々に洗車 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10年前の抜かれ:

« おめでとさん | トップページ | 久々に洗車 »