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2011年4月 2日 (土)

連載コラムの転載#2

本日も連載先の日刊ゲンダイさんのご厚意により、昨日同紙に掲載された拙コラムを転載させていただきます。お手隙の際にご一読いただけたら幸いです。

〔日刊ゲンダイ・経済ニュース・先読み深読み〕
◎首都圏の乳児は大丈夫か?
=買い占め騒動、沈静化の兆しみえず=@
 福島原発事故を受け、首都圏の浄水場で乳児の摂取制限を越える放射性ヨウ素が検出された。大震災発生直後と同様、筆者の住む街のスーパーやコンビニから一斉にミネラルウォーターが消えた。第一報から一時間以内に一〇カ所程度回ってみたが、瞬間蒸発に近い勢いだった。学生、サラリーマン、お年寄りと世代や性別はバラバラ。筆者が目視した範囲だが、本当に必要としている人は1割にも満たなかったのではないか。先週も指摘したが、買い占めは人の生き死にに直結する。強く自制を求めたい。閑話休題。三陸の港町の友人から連絡が入った。友人宅は津波で半壊、被害が少なかった親戚宅に身を寄せている。避難先は被災地ながら水道、電気、ガスの復旧が比較的早かったと聞かされ、胸を撫で下ろした次第。同家では、風呂が復活した直後、近隣に声をかけ、“臨時銭湯”(もちろん無料)として開放した。「親戚うんぬんは関係なく、子供、特に幼児を優先的に入浴させた」。心温まる話だと告げると、友人に怒られた。幼児の中には、津波から間一髪逃れた子も。波を被り、ヘドロが付着したままの子供は、洗髪できない極度のストレスにさらされていたのだ。「無意識に自身の髪をむしり、円形脱毛症のような状態になった1、2歳児さえいた」と聞かされた。被災地では、筆者の想像をはるかに越える事態が今も続いているが、周囲の大人達は人間として当たり前の態度で子供たちに接している。片や首都圏はどうか。筆者は首都圏の乳児たちが心配だ。三陸の被災地よりも圧倒的に大人の数は多いが、人間の心を持っている人が極端に少ないからだ。(了)


一般の大メディアではほとんど報じられることのない話題です。


アイバは引き続き被災地からの声を伝えていきます。


                                相場英雄

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