ゲラとの闘い再び

えー、毎度でがんすー。

目下、ゲラと闘っております。久々ですが、真剣勝負です（当たり前だ）。

６月発売。最新短編集であります。
タイトルは『ナンバー』、版元は双葉社さんです。

『ナンバー』とはなんぞや。
双葉社の文芸誌『小説推理』にて連載をお読みでなかった方々のためにチラリとご紹介をば。

『ナンバー』とは、警視庁本部、刑事部の捜査第二課の知能犯捜査係を指します。第一からそれぞれナンバーが振られておりまして、同庁内では通称・ナンバー知能と呼ばれる精鋭部隊のことであります。

長いこと門外不出だった同課のネタが満載の短編集であります。
しかーし、ストーリーは事件よりも周辺の人間模様、そして事件を追う新米刑事の視点で展開いたします。

拙著『みちのく麺食い記者シリーズ』（小学館文庫、双葉文庫）で名脇役だった同課の真藤警部率いるチームが主人公でありまして。言い換えると、同シリーズのスピンオフ。

長編とは全く違う世界観。
アイバが書いた一番新しい作品群でもあります。

６月の刊行時は、またぜひとも応援のほどを（嫌になるくらい告知しますけど）。m(_ _)m