モノの値段
えー、毎度でがんすー。
本日も札幌取材でのネタをば。
現在、漫画家の中山昌亮さんと組んで連載中の『書かずの753』(小学館ビッグコミックオリジナル増刊)。
舞台は北海道。中山さんと当初から決めていたのは、「観光漫画にはしない」という点。要するに、ステレオタイプな北海道像を描くのではなく、現地に暮らす人たちの視点に立脚したネタを追うという点。
そこで、取材に行って参りました。地元民御用達の市場。んで、そこで調達したのがこちらの甲殻類クンたち。
市場の中で茹でたカニたち。通りを一本隔てて、観光バスが立ち寄る店では、諭吉さんが何人もいなくなってしまいますが、こちらの地元民向けショップでは大まかに半額、いや三分の一の値段。
「俺たちゃ、観光業者にマージン渡すなんてことぁしない」とは店のオヤジさん。当然、様々に積み重なったコストがない分だけ、モノの値段が安いという仕組み。
『書かずの753』では、こうした足で稼いだネタをふんだんに盛り込む予定でありんす。
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